練習で大事なこと。
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練習で大事なこと。

2017年10月15日(日)11:07 PM

いよいよフルート教室の発表会まで1ヶ月となりました。

今年は参加者19名と少なめですが、ライネッケの水の精やタファネルの魔弾の射手、ゴーベールの組曲、モーツァルトのコンチェルトなと大曲もチラホラ…
聞き応えのありそうなプログラムとなりました。

ここまで大曲が揃うと、ピアノ伴奏を一挙にしてくださる原先生を、どうやって休めようか…今の悩みです。



毎年のことですが、この時期になると気持ちが慌てるのか、急にテンポを上げてさらいだす人が多いですね。そして急に上げたもんだこら、当然のことながら上手くいかず、不安に襲われるという悪循環。。。

分かる、分かるよ、その気持ち!!

本番の仕上がりテンポ、意識しちゃうよね。

でもまぁ、こんなときこそ譜読み段階の気持ちに返り、ゆっくりゆっくりさらうこともしてみましょうよ。

私は練習のポイントとして普段から生徒さんたちに(そして、自分にも)言っていることが2つあります。

ひとつは、「間違えないで吹ける自信のあるテンポから更に10落として練習してください」

そしてもうひとつは、「速い動きであればあるほど、頭のなかではスローモーションで捉えてください」

どちらも「ゆっくり」がキーワードです。


テンポ的に余裕ありあり状態だと、気持ちにも耳にも余裕が出て、音色、音程(インターバルを聴くことが大事!)、発音、音の繋がり…自ずと色んなことに気付くことができます。
結果、仕上がりは速いです。
まさしく急がば回れ。

テンポを落とすと当然ブレス面は辛いですが、本番の緊張状態を考えるとそのくらいでトレーニングしとく位が丁度いいわけです。

速いパッセージは、指の勢いで覚えがちですが、これほど怖いものはありません。
本番、いつもの精神状態が失われた時、一気に崩れます。
精神状態が変わると当然、身体の状態も変わりますから。
コントロール不能状態に陥るわけです。

1音1音、どの指を押さえてどの指を離すのか、そして次の音へどう動いて向かうのか、その時支えと重心がどこにあるのか、全ての情報を身体にインプットするように。
とても疲れる作業ですが、正直もうこれしかないのです。


あー、ほんとにまともに演奏するって大変!
なんでこんなことやってんだろ。
ってか、私の演奏そんなに聴きたい人いるかぁー?
もうやめよっかなー。
フルート売っちゃおうかなー。

と何度も思うと思います!ほんとに。
ネクラな私だけでしょうか??(笑)

でも、そうこうしながらもやってるうちに

やだ。私、出来るじゃん!
この曲、めちゃくちゃ沁みるじゃん!
これ吹かない人生なんて、私もったいない!まだ死ねない。。。

って思うと思います。
単純な私だけでしょうか??(笑)


その繰り返しで27年フルート吹いてる私。。。


てなことで、練習は辛い。
が、その後には、それを通過した人でないと到達できない喜びも待っています。

さぁ、今が踏ん張り時です。
頑張りましょう!!



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