息子のバイオリンに少々ヤル気スイッチが入り始めたところですが、娘のフルートへのスイッチが急に全開となり、母親の私も「??」ばかり。
何がきっかけなのだろうか。

体が大きくなり、年とともに理解力も高まり…あらゆる面で余裕が出たのかも知れません。

明らかに演奏が変わり始めた気がしたのが5月。
「最近なんかフルート楽しいんだよね」と呟いた時には、ニヤッとしました。
待ってたぞ、この時を!!!
長かった!3年!!笑

ということで、夏から日本クラシック音楽コンクール(通称クラコン)に参戦しています。

このコンクール、音楽やってる人には結構お馴染みでして、私が高校生の時、初めて出場して賞をもらったコンクールでもあります。

クラコンHPに今も残る若かりし私。

課題曲が設定されるコンクールが多い中で、自由曲制なのが珍しいところでしょうか。
システムは審査員持ち点が1人90点。
最高点と最低点がカットされ(審査員の点数操作を防ぐため)平均点で合否が決まります。
一応絶対評価を謳っているからか、1位が出ない、なんてこともしょっちゅうあり。

でも審査する側からすれば、順位(点数)を付ける以上、他と比較をしないなんてことは事実上、無理でしょう。
半年かけて予選→本選→全国大会という流れです。

予選は8月。
70点以上で通過となります。
伴奏は教室発表会でもお世話になってる原魅友貴先生にお願いすることに。

ポップのソナチネから第2、3楽章を演奏し、84点で無事通過。
伸び伸びした良い演奏をしました。

本選10月。
ここで結構ふるいにかけられます。
相当ヒヤヒヤしました。(←私が。)
朝から胃が痛い。(←私が。)
80点以上で優秀賞(全国大会推薦)をもらえます。

予選で良い点が出たので、同じ曲をそのまま本選へ持っていっても良いかとも思いましたが、出来る限り練習のために違う曲を本番にかけて欲しいという私の気持ちもあり、ヒンデミットのエコーとドゥメルスマンのヴェニスの謝肉祭幻想曲へ変更。

音楽が前に出てきた。
表現したい感が溢れてました。
我が子ながらブラボーでした。

とはいえ、点数をつけるのは4人の先生方。
ここはどう出るかさっぱり分かりません。

現地で結果発表の予定が、コロナの関係でインターネット発表になり、しかもそれが何時になるのかハッキリ告知されないということで、またもや胃の痛い思いをしましたが、深夜12時頃に発表。
ダンナを叩き起こし確認。
85点で無事通過!
小学生では唯一の通過となりました。

大きく点が開かなかったのは良かったところ。

ということで、12月。
全国大会へ参戦して参ります。
全国各地から相当な強者揃いの審査会となるでしょう。
もうここまで来たら、入賞できたらラッキーくらいのつもりで楽しんでやって欲しいですね。

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いやぁ、本人もまぁ疲労するんでしょうが、それ以上に親が…ね。笑

コンクールの空気感を痛いほど知ってるだけに、自分が受験者のような気持ちで朝から過ごしました。

娘はステージ袖まではすっごく緊張するけど、ステージに1歩出た瞬間にワクワクするんですって。
なんだよそれ!うらやましい。
(まぁ、年とともに変わると思うけど…)

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