皆様、明けましておめでとうございます。

新年も気付けば9日も経ってしまいました。
私も一昨日仕事初めとなり、寝ぼけた頭もようやく始動し始めたところです。

今日は娘をつれて上野の東京藝術大学へやってきました。東京藝大の早期教育リサーチセンター主催の講習会。
書類動画審査を経て、今日はここで准教授、高木綾子先生のレッスンを受講します。

歴史あり!といった門構えですねぇ。

藝大に足を踏み入れるのは20年ぶりくらい?
やはり私にとっては憧れの地ですねぇ。
門をくぐる瞬間にちょっとゾクゾク、ニヤニヤしましたよ。笑

ベートーヴェンとショパン

娘はあまりピンと来てないらしく「ここは音楽の東大なんだよ!」と言っても「へー、そうなんだ」とウッスイ反応しか返ってこず…
「ほら、葉加瀬太郎の出た学校だよ!」と言うと「へぇ!!そうなの!?」とようやく期待通りの返事が。ヒットポイントはそこだったか…


今回のフルートの受講生は3名。
小4(娘)、小6お二人、みんな小学生ということで、普段大学生を教えている高木先生がどんなアドバイスをするのか、私もとても興味深く聴講しました。

午前午後と計3時間。午前は「いかに上手く息を吐くか」ということをテーマに3人がお互いのレッスンを聴き合いました。
真隣で髙木先生の音を聴き、身体に触れさせて(逆に触れて)もらい、目には見えない「息」というものがどこに、どのように入って行くか、出て行くか、という話をしてもらい、ガラッと音が変わる生徒さんも居ました。
特に娘は幼い時からフルートをやっている影響もあり、やはり身体の成長とともに、息の吐き方も徐々に変化させて行かねばならないということ、それに伴い毎日のロングトーンの中での注意の向け方をソノリテを題材に教えていただきました。


お昼を挟んで午後、今度は各自持ってきた曲やエチュードの個人レッスン。
娘は「雌山羊の踊り」を持参しました。
「誰からやる?」という問いかけに「はいっ!」と手を挙げたはいいものの相当緊張したようで、非常に固く重い真面目すぎるヤギダンスとなった印象。
開口一番、「この曲楽しい??」と聞かれておりました。ははは…

タイトルから各フレーズのシーンをイメージし、どのように表現していくか。
さすが同世代のお子さんがいらっしゃる高木先生(ちなみに私と同じ歳!!)こどもの心を捉える例えを色々提案してくださり、曲をまとめていきました。
その中で●楽語は必ず調べて楽譜に書き込むこと。今時はインターネットでも調べられるが、できれば辞典(楽語辞典ではなく和仏、和伊など各言語辞書)を準備し、引く習慣を。(付随したニュアンスまで知ることができるから)●吹けないところはまず歌えるように●音楽の表現は大胆に(言語と違い、はっきり気持ちを言っても誰にも直接的にキャッチされない!)⚫︎ダイナミクスの構築は算数(音量の割合の変化を計算する)など、どの楽曲にも活かせる話も多く挙がりました。

レッスン終了後は、修了証と、高木先生の載っている小学校の音楽の教科書(小3時のやつ)にサインをいただいた娘。
講師コンサートを聴いて終了となりました。

小学校3年生の音楽の教科書!

グループでの受講ということで座ってじっと聴いている時間も長く、また緊張も相まって娘もエネルギーのいる1日だったようですが、まぁ、私から言わせれば「無料でこんな貴重な体験、羨ましすぎるぜ。10分でいいから代わってくれよ…」と思うところでございました。

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さぁ、明日から学校が始まります。
初日から漢字50問テストということで、かわいそうだけど帰宅後は予行練習…


今年もどうぞ宜しくお願い致します。




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