娘の披露演奏会、ライブ配信をご覧くださった皆様、また会場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
体調を崩さず舞台に立てたことに、まずはホッとしています。

本人曰く、ピアノとの距離感があってタイムラグが発生したり、乾燥がひどく口がカラッカラになり、音楽に集中するのが難しかったとのこと。何事も経験です。
むしろこういうネガティブな経験こそ大事です。
確かに音楽的にはもう一段突き抜けられたら良かったと思いましたが、あれだけの曲をよく吹き切ったと思います。
コンサートの後はそのまま塾にも行きましたし!いや、よくやった!ムツゴロウさんのようにわしゃわしゃ褒めました。(ウザイ?)
(↓娘の演奏です。)
https://youtu.be/pVwLnPP-uUU?si=R473gA334KrDpo2J
母としての反省点といえば、ネット購入でギリギリ届いたドレスがまさかの!
入らなかったということ。
ちゃんと採寸して買ったんですがね。。。
しかも最大サイズを…
誤差や素材によるサイズ感の違いってありますもんね…まぁ完全に準備不足でした。
私のドレスをどうにか着せられないか、衣装ケースをあさりましたが、どれもいまひとつで。やはり大人でも子どもでもない体型に合うドレスというのは本当に難しい。
仕方なくパッツンパッツンのドレスでステージに立ちました。
そしてこの衣装ケースを片付ける暇なく現在に至ります。カオス…

そして演奏会翌日は雪の中、小学校卒業式。
大泣きすると思ってハンカチタオル2枚持って行ったんですが、式の中盤、ここから!と言う時に尿意に襲われまして…笑
もうそれどころでなく。

「旅立ちの日に」で皆さんシクシクと来ていましたが、私は子どもたちの合唱の音圧が膀胱にダイレクトに響き、違う意味で堪えてましたね。
生理現象に感情は勝てない、ということを学びました。
体育館、寒すぎたね…
でも、我が子もお友達も、みんな立派に大きくなった姿は本当に良いものでした。
式が終わった午後は急に天気が晴れまして。春のお彼岸ということで、毎年行っている有馬大五郎先生のお墓参りへ。
明治から昭和の日本の音楽教育の発展に尽力し、NHK交響楽団の副理事長、国立音楽大学の学長も務められた有馬先生。我が家にとっては縁が深い方なのです。(と勝手に思っている。)
みんなで墓掃除をし、花とお団子を供えて娘の卒業を報告しました。

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卒業式といえば…ですが。
私が大切にしているこちらのティッシュケース。

実はこれ、私の小学校卒業式の日、大好きな音楽の先生がプレゼントしてくださったものなんです。
学校は嫌いでしたが、音楽の時間だけは大好きでした。誰よりも早く音楽室に駆け込み、ピアノが上手だった先生に「あれ弾いて!これ弾いて!」とせがんでいました。先生のことが大好きで、憧れで、そのお陰でフルートに出会ったわけですが。
そんな先生が手作りして下さったわけですからもうその喜びったらね!35年経った今でも思い出せます。
さすがに角が擦れてきましたが、今でも鞄に入れて持ち歩いているお宝なのです。