国立成育医療研究センターに行ってきました。

小3の息子、昨年末から耳鳴りを訴えていまして。

耳鳴りと言っても「キーン」とか「ツーン」というものではなく、他人からも聞こえる「コツコツ」という音で。四六時中鳴っていて、酷い時は1メートルほど離れていても聞こえるのです。

本人はそこまで気にならないと言うのですが、メトロノームが1日中巨大な音で鳴ってるなんて、自分だったらパニックです。

地元の耳鼻科で疑われたのは脳腫瘍、脳動脈瘤。もう不安で泣きたくなるような数週間を過ごし、MRIを撮ったのですが異常なく。

近隣の大病院へ回され。しかしここでも色々検査しても原因が分からず。

最終的にこちらへ。予約、3ヶ月待ち!

しかし、3ヶ月待ってる間に止んできたのです。予約していたとはいえ、こんな小児医療の最先端な病院に、症状がおさまっているのに行っても良いのか、命に関わる状態で診察を待っている人に迷惑ではないだろうか…悩みましたが、かかりつけの小児科医に「しっかり見てもらって!」と後押ししてもらい行ってきました。

結果、再度持参したMRIを見ていただいても異常なし、聴力検査も異常なし。

耳鳴りの原因って何とでも言えるそうなのですが、おそらく耳周辺の筋肉痙攣、成長の過程で一時的に起きたようなものでは、ということで念のため6ヶ月後に再診予約を入れていただき帰ってきました。

びっくりしたのが先生が本当に優しく子どもの声に耳を傾けてくださり、声をかけてくれること。そしてとても時間をかけて画像の解説や検査結果の説明をしてくださること。

友人から「先生の格が違うよ、ここは」と聞いていましたが、それがよく分かりました。

大学にしろ病院にしろ、国立と名のつく場所の予算がどんどん削減されている昨今ですが、こういう場所で充実した質が保たれるように願いたいです。

病院の中は遊園地みたい!子どもたちの不安が緩和される工夫を至る所に感じます。

病気の時って、検索魔になり悪い情報ばかり目に入ってきますよね。音楽には関係ない話でしたが、どなたかの安心材料になれば、と思い書き残しておきます。

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