星野富弘さんが亡くなったのですね。ネットニュースで見て、力が抜けてしまいました。

星野さんを知ったのは確か中学校の国語の教科書だったかな。「鈴の鳴る道」という話を読んだ時の記憶が今も残っています。読んだ後色んな気持ちでボーッとした自分も覚えてる。その後テストに出て、なんかムカついたのも覚えてる。「そんなことわざわざ聞くなよ。そんなことテストの問題に出すなよ」みたいな。笑

その後入った国立音大附属高校の国語の先生がこれまた星野さん好きで、授業のたびに作品を見せてくれた。

みんな「またかよ?!」って言うくらい、そのくらい毎回見せてくれたお陰で、改めて自分も好きになり。先生に本も借りたなぁ。

あの先生、顔も喋り方も覚えてるけれど名前が一向に思い出せない。。。学友よ…なんて名前だったか教えて欲しい。

大人になってから母と一緒に群馬の富弘美術館に足を運び、生で見る作品の力強さと繊細さと、何より温かさにめちゃくちゃ感動しました。

美術館を出た時になぜか「星野さんが亡くなったらどうしよう」と強烈に不安に襲われたのも覚えています。なんて感想だよ…

銀座に行った時は必ず教文館に寄って絵葉書を買ったなぁ。

今はもう忙しくて、銀座になんて滅多に行かないし、行っても用事を済ませてサッサと帰る。あぁ色んな意味で豊かな時代だったなぁ。。。

三浦綾子さんとの対談の本も面白かったなぁ。あの本今どこにあるのかな。実家の物置かなぁ。

こんなに影響を受けたのに自分も星野さんのことを忘れて歳をとり、同時に星野さんも歳をとられていたのだ。ニュースを見て、当然のことに改めてハッとする。

いつか子供たちを連れて富弘美術館に行きたいな。今の私にとって自分の子供達に一度は触れて欲しい作家さん、それが星野富弘さんです。

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久しぶりに画集を見ていたら間から色んなものが出てきました。

1997年…大学2年か…遠すぎて思い出せない。。。

富弘美術館のチケットとパンフレット。帰りに菊花大会にも寄ったんですね。笑

富弘美術館は作品の素晴らしさもさることながら、景観が最高です。是非行ってみてください!

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