タイムリーなネタとして発表会のことを書いた方がいいんでしょうが、何だか色々疲れてしまいまして。
こちらはまたの機会に。
昨日は全日本学生音楽コンクール全国大会、フルート部門中学生の部を聴きに、みなとみらいホールへ行ってきました。
行くつもりなかったんですがね。娘が残ると思って空けてたんですよね、日程。
なんか聴きに行くの悔しいし、それよりとにかく疲れてるし、家でのんびりしようかなと思ってたんですが、朝ダンナに「それだからダメなのよ。親として教師として、しっかり聴いてひとまわり大きくなってこい!」と言われましてね。
あぁ、そうかもね、と思い。(素直。)

この時期の名物。みなとみらいもすっかりクリスマスですねぇ。全然浮き足立たないんだけど。

とりあえずやってきた。
今年もチケット(3000円)とともにプログラムを買い。

このプログラム、なかなか面白くて、出場者の顔写真とともに、お人柄の垣間見れるQ&Aが載ってまして。本選に残った時点で回答するので娘も提出したのですが。あー、これに載りたかったなぁ、といちいちガッカリする我。(しつこいタイプ)

さてさて、北海道大会(出場枠1人)東京大会(3人)大阪大会(6人)から上ってきた10人。今年は本当に粒揃いで!(時効と思って言いますが、去年は運良く残ったんだなぁという方も正直チラホラいたように感じたのですが、今年はとにかくみんな上手い。)
今年も「勝手に審査員」をしまして、プログラムに勝手な感想を書き込む。
その中でも、おそらくこの3人が入賞でしょう!と順位を決めて、時間の都合で結果を見ずに帰ってきたのですが、やはりドンピシャでした。
1位を取ったお嬢さん。ジュニア時代からお名前は知っていたものの、初めて生演奏を聴きました。出てきた瞬間から笑顔!そして立ち居振る舞いがエレガント!演奏中の無駄な動きもなく、視覚的にも聴き手は安心して音楽に浸れる。そして音楽がなんかチャーミング♡
その貫禄、すでにリサイタル何本もやってるんじゃないですか?ファンもいそうな…いや、いるでしょう!てか、私、もうファンなんですけど!笑
当然のことながら横浜市民賞も付きましたね。
上手いというのは、何をもって上手いのか難しいところですが、やはり上手い人にはひとつ世界がありますね。聴いていて持ってかれます。そして技術の面から言えば、高音から低音まで音のバランスがいい、音程がいい、指も舌も完璧、ミスがない!ミスどころか「ちょっとした傷」すらない!何なの、この安定感!?
入賞された3人に共通しているのはここかな、と思いました。
いやぁ、めちゃくちゃレベル高い!中学生でこんなに上手いと、この先どうするんでしょう?しかも最近の関西勢の強さ。なんか隠れた名物先生でもいるんでしょうか?
それにしても今年は曲が随分重なりましたね。ライヒャルトのファンタジーメランコリック、タファネルの魔弾の射手がそれぞれ3人!全体的にも「ゴールデンエージ」系の選択が多く。去年は「フレンチコンポーザー」系が多かったと思うんだけど。偶然とはいえ自由曲で選択肢が散々ある中、面白いですね。
なんか1ヶ月ちょい心のどこかに引きずっていた悔しさは全くなくなり。もう否応なく納得というか。これは娘よ、相当頑張らないと同じ土俵に乗れないな、と思いました。
しかしながら、長い人生ですから。我が娘はもちろん、今回賞を逃した方も。悔しい時は今しか見えないけど、どこで花開くか、これは人によって違うでしょうし、まだまだ分からないものです。だってまだ中学生なんだもの。そして今回の結果が、絶対的な評価でも何でもないですしね。(ということを立証すべく以下「おまけ」を載せております。)
さっきまで落ち込んでたお前が言うなよ、ですが。笑
お師匠が娘に仰った言葉。「コンクールはね、賞を取っても、落ちても一喜一憂しないこと。」
ハハーッ!と。もう土下座したくなりましたね。
ということで、私、ひとまわり大きくなって帰ってきました。
実はここ数年、娘のおかげかコンクールの審査員の依頼がよく来るんです。先日来たのは、とあるコンクールの全国大会。いやぁ、そんな責任あるところはちょっと…と思い辞退しましたが。地方大会くらいならそろそろやってもいいかな、と思ったりして。笑
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おまけ

先日、母の荷物から私の時の学生音コン、第49回のプログラムが発掘されました。今年が79回ですから、ちょうど30年前ですね!

すごい豪華な顔ぶれ!現在フルート界で大活躍の方が多数…やはりすごいな。学生音コン。(ちなみにこの年の全国入賞者はこの中から出ず。人生は面白いもんですね。)

