久保考世×富川勝智「TWO FRIENDS」

無事に終了しました。
ご来場くださいました皆様、心よりお礼申し上げます。

年またぎの告知、そしてインフルエンザやらコロナウイルスやらで、最後まで集客にヒヤヒヤしましたが、皆様のお陰で蓋を開けてみれば盛況なコンサートとなりました。

5年ぶりのデカい演奏会。
実は5年前、最後にやったのも富川勝智さんとのデュオでした。

まぁそこから私も色々あり。
リサイタルをしなきゃ、したいとは思いつつも、出来ない(しない)理由(口実)というのも、思い付けばキリがなく。
ほんとにダメダメな奴です。

いつも演奏してるじゃん!と言われそうですが、主催者がいて、言われた曲を現場に行って演奏すればいい、というスタイルと、自主企画、さらにリサイタル形式の演奏会となると製作、運営面も関わってきて使う神経とエネルギーが全く違い。尻込みするわけです。

そんな中、パウエルフルートジャパン取締役の吉田いずみさんから「富川さんと演奏会やりませんか?」とお声をかけていただいたのが2018年の12月。
有り難いお話と思いつつも、もう少し生活が落ち着いたら、とお返事しました。

しかし心のどこかで「落ち着くっていつだよ?!」と突っ込む自分もいて。
「出来るんじゃない?」「いや、まだ無理」という思いが波のように交互に押し寄せ。毎日モヤモヤ。

そんな折、師匠の故.山下兼司先生と富川さんの演奏動画を目にしまして。
「今やらなきゃ、多分この先本当に動けなくなる。多分今この動画を見たのは山下先生からのお告げ?!」と勝手に思い、速攻富川さんと吉田さんにメールしたのが2019年の4月。

いやぁ、かかったねぇ。時間。(笑)
そっからは早かったです。

という訳で、5年間の停滞?雲隠れ?時期を経て、私の中では「大きな一歩を踏み出したぜ!」と思える今回の演奏会でした。

本日のプログラム
・プレイガー/序奏、主題と変奏
・クルーズ/ダ.ハラ 二人の友
・シャンカル/魅惑の夜明け
・ビーザー/今、神の御子キリストが生まれた
・ドゥミヤック/中世風小組曲
・ピアソラ/タンゴの歴史

アンコール
・野田暉行編/こきりこ変奏曲

・ドゥミヤック/中世風小組曲より 鐘

改めて、なんとハードなプログラムだこと!

まぁ、しかし終わってみれば反省は山のようにあり。
ギターとのアンサンブルの楽しさ、そして難しさ。
体力、気力…も。
色々と若い頃とは変わってきていることをヒシヒシと感じますが、逆に昔より音楽の面では自由になれた?ような気もします。
細かいことをあまり気にしなくなったというか。もちろんいい意味で。

そして5年も空いても、若い頃から応援してくださっていた方達が変わらず来てくださり、本当に有り難かったです。
感謝の言葉しかありません。
生徒の皆さんも大勢かけつけてくださり、ありがとうございました。

またロビーにて販売させていただいたCD「BIRTH」も、本日分完売しました。
ご購入くださいました皆様ありがとうございます。
確実に神奈川県立こども医療センター基金へへお届けいたします。

寒い中入らしてくださった皆様、共演くださった富川勝智さん、そしてそして、何よりも今回チャンスをくださり、特別協力までくださったパウエルフルートジャパン、吉田いずみさん、新宿店スタッフの皆様、本当にありがとうございます。

明日からしばしゆっくりしよっかなーって、私の場合これがダメなんだよね。
ゆっくりしたら、なかなか始動出来ないタイプだということが今回よーく分かったので。

そんな自分にカツを入れるべく、2週間後にはそれこそ7年ぶり!にレッスンを受けます。
今年は自分からガンガン行きたいところです。

まだまだ頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

おすすめの記事