実は昨年の夏の終わりから自動車教習所に通ってまして。
ようやく完結しました。

控えめに言って…
まぁ地獄でしたわ。

年齢+物覚えの悪さ+極めつけのドンくささ。

そしてまぁ関係ないよ、と言われたらアレですけど、私、車のない家に育ちまして、そして自転車も乗れないんです。

友達と道歩いてて「あの車、右に曲がるから行っちゃお!」とか言われると、エスパーかと思うくらいビックリしたもんです。
ウィンカーの存在を知ったのは大学生だったかと。感動したよね。

旦那は乗るけど、使うときはレンタカー。年に1度か2度ですかね。車に乗るの。
そのくらい縁がない。車ってもんに。

ということで、自分は一生車に乗れない(乗らない)人間だと思ってたのですが、親の高齢化、こどものお稽古の送り迎え…このコロナ禍においては更に必要を感じ。

「免許を取ってくれたら、我が家も車を買う意味がある!よし、買うぞ!」と旦那に半ば強制的に教習所に引っ張って行かれたわけです。

これだけ皆車に乗ってるんだから、まぁ自分も割とイケるんじゃないか?と一瞬思いましたが、まったくイケなかったね。

しょっぱなからカーブが曲がれず再履修、仮免許までに計5時間落とし(勿論、修了検定も一回落ちた。)、奇跡的に第2段階はスムーズに進んだものの卒検前の見極めで縦列駐車に失敗し、また落とし…

ウィンカーなんて謎だらけだったよね。
「ミラーで確認、ウインカー出して、またミラー、目視。え??この間、車動いてますよねぇ??…はっ!!!…え??」
と教官を困惑させる質問も数知れず。
ババアだからね、もう何でも聞くよ。
分かんないことは。

路上に出たら出たで恐怖との戦い。
60キロ道路で「無理です!急いでないです!」とワケの分からぬ発言をし怒られ、高速教習は恐怖過ぎて前夜は眠れず。二人一組、同乗した可愛い女子大生が気の毒すぎて、本当にすみません、という感じでした。

本当に生きた心地のしない半年でしたわ。

てなことで何とか教習所を卒業、そして最後の学科試験もパスしてようやく免許を手に出来ましたー!!

合格発表、軽く泣いたよね。

「為せば成る」という言葉を身をもって学んだ43歳。

ようやく手にした免許証だけど、写真がもう戦い疲れて死んでる…
はやく無事故で更新したい。

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