新綱島駅に港北区の新しいホールができました。その名もミズキーホール。
港北区には港北公会堂というホールが昔からありまして区民にはお馴染みなのですが、残念ながら演奏会向き、特に室内楽向きではまったく無くてですね。
港北区だけちゃんとした音楽対応ホールがないのは残念だなぁとずーっと思っていたので、新しいホールの誕生は計画時から密かにワクワクと見守っておりました。どんなホールが欲しいかのアンケートにももちろん投票しましたね。
いよいよこけら落としということで、こちらの公演に子供たちと3人で行ってきました。
チケットは早い段階で完売。私も二次発売で取れました。マロさん、すごい人気ですね。N響公演によく行く我が家の子供たちもマロさんファンなので、ものすごく楽しみにしておりました。
マロさんのお人柄の滲み出たトークとともに、バイオリンの魅力を堪能できる楽しい2時間でした。伴奏の入江一雄さんのピアノがこれまた素晴らしくてですね。一曲目のヘンデルのソナタから唸ってしまいました。
「ホールは演奏者に引き継がれていくもの」ということでゲスト出演された小学校5年生の女の子との演奏もとても良かったです。このお嬢さん、バイオリンとても上手いのに将来は「宇宙関係の仕事がしたい」そうで、会場に笑いが起きておりましたが、同じ歳の娘はそこに親近感を持って見ていたようです。
そんな中、息子がピアニッシモのフェルマータでカトちゃん級のくしゃみをしてしまったのですが、まぁ良く響くこと!もう申し訳ないくらいに。
駅直結なのも最高。いつかこちらでうちの教室発表会ができたら良いなぁと思いました。(今年も早速狙っていましたが、土日祝は全く空きが出ませんでした。)来年こそ頑張りたいところです。
今日の公演ではマロさんが文を書かれた絵本の先行発売とサイン会があり、我が家も1冊購入しました。マロさんの親御さんは小さなマロ少年に「練習しなさい!」ではなく「バイオリンをやっていたら世界中にお友達ができるよ!」といつも仰っていたそう。う〜ん、見習いたい!
そんな話を題材にした可愛いネコちゃん「マロ」の物語です。
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家を出て、ふと息子の手が目に入ると…
おーい!この手どうした!!
出る直前まで友達と遊んでいて、自分で書いたそうです。油性ペン。落ちねぇじゃねえか!
「バカモンっ!」と叫ぶ私。