コーチをしている中学校吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。

みなとみらい大ホール。
最近はどこの学校も外部の立派なホールでやりますよねぇ。
私の頃なんて定期演奏会といえば学校の体育館だったのさ。
さみぃさみぃ~と言いながら、マット敷いたり、パイプ椅子並べたのが懐かしいわい!

こちらの学校は私がコーチをさせてもらうようになって8年位経つのかな。
基本的には月に1度、レッスンに行っています。
今年は県代表として東関東大会にまで進みました。

仕事終わりで駆けつけた為、開演には間に合わず2部から拝聴。

あぁ…よくやったなぁ。

ゼロから楽器を始めたこの子達。
これだけ吹くのにどれだけ頑張ったか。

レッスンでは
「そんなんで合奏に入られても迷惑!廊下出てさらってきてちょうだい!」とか
「楽譜もらって何週間経ったのさ?!」とキレたこともあった。

私自身、よーく分かってるのです。
楽器を吹くのがそんなに簡単ではないことを。
しかも吹奏楽のフルート譜って、かなりの音数。
しかも音出せば、「ピッチピッチ!」って音程の事か、「フルート、音聞こえない」のどっちかしか言われないし。。。

心の中では「こんなの楽器はじめて数年で吹けるようになるなら、こっちが教えてほしいわ」と思ってるけど、そうも言ってられないのが吹奏楽部。
なんてこっちゃ!!
と思いながらも毎月子供たちと過ごしてきたわけです。

なもんで、聴きながら涙。。。
プログラムの3年生の寄せ書き読んで、また涙。。。

フルーティストの大嶋義実さんの名言。

「音楽をはじめとする芸術に触れることは『上手く生きる』ことにはあまり役に立ちません。(たぶん)
けれども『よく生きる』ために、ひとのいのちには欠かせないものです。(ぜったい)」

楽器が吹けるようになったことは、人生の宝物。
そして楽器を持ち寄れば、音楽で心がひとつになれる仲間がいることも、これまた最高の宝物。
この宝物は、泥棒に入られても絶対に盗まれない、すんごいもんなんだぞ~。

みんな、宝物を大切にね。
そして、こんな金のかかることやらせてくれたお家の人に感謝するんだぞー!(←親目線!笑)

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